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初めてNMIXXの「TIC TIC」を聴いたとき、率直な感想は「ちょっとクセが強いな」でした。構成も独特で、いわゆる“すぐにハマる曲”とは違う印象。

でも、その数時間後。気づけばあの「tic tic」のリズムが頭の中でループしていました。そしてSNSを開くと、同じダンス動画が何度も流れてくる。

その瞬間に理解しました。これはただの楽曲ではなく、“2026年型のバズ”そのものだと。

多くの人が勘違いしている「TIC TIC」

最初の印象で「わかりにくい」と感じる人は多いはずです。

展開が予想外で、従来のK-popのように一発でサビが刺さるタイプではない。むしろ「難しい曲」と感じる人もいるでしょう。

でも、そこがポイントです。

「TIC TIC」は一度で好きになる曲ではありません。繰り返し見たり聞いたりすることで、じわじわと入り込んでくるタイプの曲です。そして今の時代、それが一番強い。

実際に驚いたポイント

転機は“曲”ではなく“ダンス”でした。

SNSで何度も流れてきたのが、あの特徴的な動き。シンプルで真似しやすいのに、しっかり印象に残る。音と完全にシンクロしていて、一度見ると忘れにくい。

これがバズの条件です。

さらに、フック部分。

メロディーで覚えるというより、リズムで身体に残る感覚。「聴く」というより「感じる」に近い。だからこそ、気づいたら頭の中で再生されている。

昔のK-popと今の違い

簡単比較:

  • 昔: 曲全体の完成度とステージ重視
  • 今: 短い“切り取り”の強さが重要
  • 昔: サビが良ければヒット
  • 今: SNSで使われる瞬間があるかがカギ

「TIC TIC」は完全に“今の構造”に合わせて作られています。

フルで聴くより、15秒の中でどれだけ印象を残せるか。その設計が非常に強い。

ダンス、音、ビジュアル。どこからでも入れる“入口”が複数あるのが特徴です。

この現象から見えたこと

1. 第一印象より“接触回数”が重要
一度で好きにならなくても、何度も見ることで定着する。

2. シンプルな振り付けが強い
誰でも真似できることが拡散の鍵になる。

3. フックはメロディーでなくてもいい
リズムや音のインパクトでも十分残る。

4. ファンの力は圧倒的
特定の瞬間を広げるのはいつもファン。

5. バズは設計できる
偶然ではなく、構造とタイミングの結果。

ファンのように楽しむ方法

この曲を理解するには、ただ一回聴くだけでは足りません。

この順番で体験すると、印象が大きく変わります。

正直な結論

「TIC TIC」は名曲か?それともただのバズか?

答えは、その両方です。

従来の意味での“聴かせる曲”ではないかもしれません。でも、2026年の音楽消費の形においては、非常に完成度が高い作品です。

どう聴かれるかを理解した上で作られている。それが強さです。

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まとめ

「TIC TIC」は一瞬で好きになる曲ではありません。

何度も触れることで、少しずつ自分の中に入り込んでくるタイプの楽曲です。

そして気づいた時には、もう抜け出せない。

それが今の時代の“バズる音楽”なのかもしれません。

韓国は、音楽の楽しみ方そのものを変えているのかもしれません。